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井上陽水 氷の世界ツアー NHKホール 2014年5月23日 [ライブ・コンサート]

井上陽水 氷の世界ツアー NHKホール 2014523

MC記録


陽水.jpg

 

1974年発売から40年、氷の世界ツアー。初日に続いての2回目の参加。

6月末にスカパーで「井上陽水 氷の世界ツアー」の放送があったが、この放送版は522日収録分だ。


ところで、初日に行った私は最初は気付かなかったが、この日はギター陣の入れ替えがあった。

正確に言えば今堀恒雄氏が安田裕美氏に代わっていた。今堀恒雄氏は陽水さんのツアーのレギュラーギター陣なので体調不良だったのか?

また今堀恒雄氏はエレキも演奏する人なので、ギター陣のアレンジが変更になったはずだ。ただ、「氷の世界」のオリジナルアコースティックギターは、安田裕美氏なので、彼の演奏のステージで聴けるのは、非常に貴重であり、有難い部分ではあった。

さて、このブログを公開するという前提が、氷の世界ツアーが終了しているという事だったのだが、6月下旬になって、秋から本ツアーを再開する旨が発表された。

多分「氷の世界」以外の部分に大きく変えて再登場するだろうから楽しみだが、本ブログ2014年上期の本ツアーの内、523NHKホールで開催されライブに関して記録を留め、特にMCについての記録を主としたい。口語体を再現しているので、読み難い部分があるがご了承を。

「氷の世界」には、様々な記憶や思い出をお持ちの方々が多いだろう。私もその一人だ。客席で全曲を聞きながら、思わずギターの握りを確かめていた自分がいた。

星勝氏監修のギター本も会場で買って久しぶりにギターを手にしてしまった。

1:五月の別れ

2:感謝知らずの女

3:水瓶座の夜

 

MC

えっと皆さん今晩わ、井上陽水です。

えっと、なんか、新緑の5月も余すところ1週間ぐらいになってきましたけど・・

そんな感じで皆さん、如何お過ごしなんでしょうか・・・? 
ご機嫌は如何なんでしょうか・・・?

えっとまあ、5月と云えば、やっぱり頭の方のゴールデンウイーク、非常に爽やかで、休みも沢山あって素晴らしい、5月の頭にありますし、6月になれば、梅雨なんか始まって、それなりの、まあ、外国なんかによってはジューンブライドとか言ってまあ、それなりのイメージもあるんですけども。今は、丁度中途半端な(笑)、どうなんだい?っていう季節なんだけど、ご機嫌は如何なんでしょうか?(笑)


まあ、その訳の分からない話で、御挨拶に変えようとしてますけど、えーと、今日はお集まり頂いたのは、他でもございませんが、あの~、私事になりますけども、あの~40年ぐらい前に、「氷の世界」なんていうアルバムを出しまして、皆さんのご支援に感謝しながら、話を続けてますけど、えっと、まあ、そういうのが40年程前にありまして、それなりになんかこう、話題になったっていうか、まあ、謙虚に言うんですけど、それなりに一部で、超話題になったっていう、謙虚が一番ですから・・。まあ、それで、あの~、あれなんですよ、アルバム「氷の世界」を全部聞いて頂こうっていう事で、今日お集まり願った訳なんです。


えっと、(会場より井上!の掛け声)まあ、やや被ってしまうんですが、(笑)えっと、まあ、40年も前の事なので、もう、なんかお若い方は何の事かお分かりにならない事があるかもしれないんですが、まあ、年配の方って言うか、高齢者は、(笑)あれがね、俺の私の青春だった・・まあ、そういう事などを思い出して頂きながら、楽しんで行って頂きたい訳なんですが・・。まあ、おいおい、行きますとして、あの、最後まで、御支援とご声援をよろしくお願いしたいと思います。



氷の世界全曲演奏スタート:

4:あかずの踏切り

5:はじまり

6:帰れない二人

7:チエちゃん

8:氷の世界

MC

えっと、40年ぐらい前って言うのは、なんで・・40年前の話をしているかっていうと、氷の世界なんです。40年ぐらい前に発売されて、それで、まあ、その頃は、なんか、日本中旅して、ちっちゃな会場とかお店なんかで、こう、本当に旅してましたね。丁度その頃は、唄を聞いて欲しいとか、覚えて欲しいとかいう、あの、スタッフのフォローだったんですかね。でまあ、後ろに控えている安田裕美(アコギ)と一緒に日本中旅して、東京に帰る事も余りないみたいな生活をしていまして、それなりに苦労しているんです。(笑)

全然苦労だなんて思ってはいなかったんですけど、ただ、余りに駅弁を食べたので、気持ち悪くなってりしましたが・・。本当によく駅弁食べましたが・・。

その頃作ったと思われる曲を、思われるっていうのは、良く覚えてないんですよね。何処で作ったとか・・。えーと、次の曲は、あの、多分産まれて始めて人の詞に曲を付けて、作られた曲なんですけど、えーと、僕も知らない人ですけど、当時、小椋佳という人が詞を書いて、僕が曲を作ったみたいな感じなんですけど、まあ、アッと云う間に出来たような、そうしたボンヤリとした記憶はあるんですが・・・。そんななんか、構想20年みたいじゃなくて、30分位で出来たような感じで。だから悪いかっていうとそうでも無い・・。


9:白い一日

10:自己嫌悪


MC

え~、それでもあれですけど、あの~、当然私も20代前半の頃ですから、基本的にやっぱりあの~、なんか女性が気になるっていうか、何て言えばいいのか、なんか、恋をしているっていうか、遠くて思っているとか、そういうこう、恋愛感情みたいなものはありましたけど、え~とねえ、こういう世界に入ってきて、つまり音楽の世界に入ってきて、それはそれなりにダイナミックで、毎日がエキサイティングで楽しかったんですね。それまで2年半浪人してましたから~、

あの、まあ、それは可哀そうにって思もいになるかもしれませんが、今考えると、その2年半、大学受験の浪人をしていた頃は、ある意味一晩を楽しかったというか、生き生きしていたというか、親元を離れて、しかも学生では無かったですから、まあ、こう、何て言うんですかね・・、それなりの責任とかが、なんかような無い感じで、(薄笑)、今笑っているのは、全然予備校に行かなかったんで・・・(笑)。


まあ、そんなこんななんで2年半あったんですけど、それがまあ、2年後に、もうちょっと大学は無理かなと思って・・、あのベビーブームで凄く人が多かったんですよ。でなんか、倍率が38倍とかで、受かる訳ないじゃん・・・(笑) それで、まあ、曲を作って、地方局のラジオ局に持っていったら深夜放送で流してくれて、それがどういう訳か、レコーディングしようと・・。今じゃ考えられない位ラッキーな事があって。まあ、そんな事があった背景が、・・・なんか長いねえ話が・・。(笑)


何を言いたかったかというと、20代の真ん中辺りだったかもしれませんけど、それなりに女性に対しての色々な恋愛感情なんかを持ち合わせておりましたんだけど、と同時に、その、この業界で以ての、毎日がエキサイティングだったということなんですよ。(笑)

だからどうなんだ・・。(笑)


11:心もようへ

12:待ちぼうけ


MC


(水を飲みながら・・)

まあ、こうやって、皆さんの前で、皆さま、考えてみたらお客さんで、(笑)私がここに、高い所ですけど、ここに座って皆様に、なんでしょうか、エンターテインメントを提供しなければいけない立場の者が、何を水なんか飲んでいるんだ・・(笑)

この間、ウチの妻がね、ジュリエット・グレコっていう、もう、80歳の方のシャンソンの方なんですかね、僕、詳しくないんですけど、来日ステージに行って、その、妻が見に行ったらしいんですけど、帰って来て、“まあ、あなた凄いわよ、80歳で2時間シャンと立ってピアノとギターかなんかで、ずっともうやって・・・・、水なんか全然飲まないのよ”(笑)


えっと、次の曲はですね、なんですかね、えっと、レコーディングをやって、唄っていたし、途中で、なんかこう、あの、ナレーションっていうかな、セリフでもないだけど、ちょっとメロディーのない部分があるようなところで、それでレコーディングしていて凄く嫌だったんですけど、当時僕は若くてペイペイでしたから、あの年長のディレクターの方(多賀さん)なんかも凄くお節介で、もう、やるんだ!みたいな、え~マジですか? 当時マジって言葉は無かったんですが、(笑)

ホントですか?みたいな、まあ、それで、冷や汗ダラダラで、油汗なんかもかいてやったんですが、全然、何て言うですかその、役者では無いわけですから、ああいうこう、メロディーのない言葉っていうのが本当にこう、なんかもうダメでして、役者は逆らしいんですが・・。まあ、それでレコーディングが終わったんですが、それ以降っていうのは、人前で唄った記憶がないと思うんですよね。今回こう、全部やっるっていう氷の世界、それでまあ、今から皆さんに聞いて頂く訳なんですけど、まあ、っていうことを話しているっていうのは、その、またまたまた、非常に、この、貴重な物を今から聞かせるみたいな・・・。(笑)(この後不明)

本当にもう・・なんですけど、え~まあ、そんな訳で、唄った事が無いと思うですが、今は本当に色々な方がいて、“いやいや、そんな事はない”と“僕は聞いた事があるよ”、2~3そういう方も出て来るんですよね。まあ、これは真実は、何かっていう事がテーマになっているんですけど、僕の基本的な考え方は、「真実なんてどうでもいいんだ」って・・。(笑) 大事な事は目の前の事と、ドラマが盛り上がるかっていうことでして・・。


こんなに笑って唄なんて唄えるのかしら?・・・・。


13:桜三月散歩道

14:FUN

15:小春おばさん
16:おやすみ

MC

ありがとうございます。まあ、これで、あの~、氷の世界のアルバム、全13曲が演奏し終わりまして、皆さまいかがでしたでしょう? 

これで(舞台から)消え去るとねえ、なかなかなあ・・っていうライブだなあ・・、

悪くなかったよねえ~、と言いながら・・・、意外とあっさり終わったよね、(笑)


それでなんかこうね、特別な感じがこう、一生人の記憶に残り、思い出として残って、あのライブなかなかだったよあ・・、ホント早かったよね終わるの、折角皆さんのこの、宝に、思い出の記憶に残る所だったんですけど、私の器がチッチャイもんですから、もうちょっとお付き合い願いたいと思います。

もう少し、聞いて行って頂きたいと思います。次の曲は、なんでしょうかね・・。まあ、日本中あの、色々な所に、こう、時々見かけるような看板があって、それが川沿いの辺りにあるんですけれど、まあ、バレるんですが、また、多分皆さんご存じだと思うんですが、唄の唄い出しは“誰も知らない”。

17:リバーサイドホテル

18:ジェニーMy Love

 

MC

もう、天井落ちるかと思いました。沢山の拍手ありがとうございました。

楽しい時間も・・・、まあ、楽しい時間かどうかは、様々な時間が過ぎ去って、こう、流れて行くわけですけど、もうそろそろ、終わりっていうのを予感しなければいけない頃になったなあ・・ていう事をご報告するこの辛さ。まあ、そんな感じで、あとなんか、このお喋りで終わるっていうそういう事じゃないんですが・・。えっと、次の曲の説明するほどナンセンスな事はないんですが、散々してきましたから、もう、あと1個位やろうっていう感じことで、次の曲は、バブル期になんか、作ったような気がするんですけど、日本中が浮かれてて、その中で台頭する女性たちみたいな、そんな感じで、どうなの?なんて・・批判的な面もありましたけど、そんな気持ちで、え~、ちょっとそんなところで、多少、こう、突っつくって言うんですか、何て言うんですか・・・、ん~、突っ込むって言うか、なんか、私こうみえても少しSなところがありまして、ちょっとそういう気分で作った曲です。聞いて頂きます。

 


19:愛されてばかりいると

MC

え~と、私こうみえても、中高生の頃ビートルズが好きでして、随分なんか、ビートルズがいなければこんな仕事していないような気がしまして、なんか本当に夢中になったのが、あの~・・・、高校時代だったんですかね・・。そんでまあ、そうやってまあ、こう色々、聴いていたんですけど・・・。まあ、最近、ポール・マッカートニーが日本でライブやるはずだったんですけど、病気で、昨日の段階だと入院したとかで、え~!?とか言って、今日(の情報)だと、いや入院はしてない・・と、いろんな情報が錯綜している訳ですけども・・。まあ、身体が元気な訳ではないんだという気もしまして、え~、何て言うんですかね・・。回復を祈ってソング・・・とでも言いましょうか・・。ちょっと聴いて頂きます。


20:The Long And Winding Road

21:最後のニュース

22:いっそセレナーデ

アンコール:

23:Happy Birthday To You


イエ~イ!(星勝氏登場)

星勝氏:今日は良い日ですね。

陽水氏:ホント、皆さんのお陰で。その気持ちを唄に乗せて・・。

星勝氏:はい、やりましょうか。当時、大変だったですけどね。楽しかったけどね。ロンドンまで行って。

陽水氏:え~と、一緒になんか、曲を作ったり、アレンジをしたりした、その~ヒット曲。

星勝氏:あれ、よくね、曲聞かせてもらっている時に、コタツが・・。

陽水氏:コタツありましたね。はいはい。

星勝氏:みかんもね。

陽水氏:じゃあ、「夢の中へ」をやります。

24:夢の中へ

陽水:星 勝 イエ~イ! その後メンバー紹介

25:少年時代

大拍手


陽水:どうもありがとうございました。

26:眠りに誘われ


陽水:どうもありがとうございましたホントに。

終演。




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