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The Rolling Stones at Tokyo Dome Feb 26 2014 [音楽に関わるブログ]

The Rolling Stones at Tokyo Dome  

Feb 26 2014
(写真は全てこの日の映像)

 

All-EdDSC00988-Sm2.jpg

 

ストーンズの初日に行く。本来の座席は21塁側のバルコニー席だった。しかし行ってみると柱番号が違っており、座席は見切れ席だった。我々の座席の通路を挟んだ先が数日前から売り出した10,000円見切れ席だったのだが、我々の通常額(18,000円)の座席も見切れだった。同伴者はこれを予想していたようで、譲ってくれた友人に連絡をし、その友人の方の交渉によって我々の座席はアリーナBブロックに変更される。正に開演直前だった。30分の開演遅延がなければ、冒頭からアリーナで見る事は無かっただろう。

そういう訳で、2階席からグッと距離が縮まりステージが真近になったことで、テンションが100倍になる。開演は1859分。

やはりライブはメンバーが近いと感動も違う。ポールの時に比べて、写真を撮っている人は殆ど居なかった。私も基本的には写真を撮るつもりもなかったが、一部分だけは撮影を試みた。

さて、ミック・ジャガーの化け物的体力と歌唱力は度肝を抜かれた。とても69歳とは思えない。声も動きも全盛期と殆ど変わらない。約2時間のライブをあのパフォーマンスで行う彼らを見て、ナンバーワンで在り続けている凄さを見せつけられた。矢沢永吉さんも見るだろうが、彼も70歳までは現役でやろうと思うのではないだろうか?

 

Mick#02sm.jpg

 

ミックは毎朝10キロを走っているようで、トレーニングも欠かさないらしい。元々ロックは、セックス、ドラッグにアルコールと不健康の代名詞であったが、50年というロックミュージシャンの経歴維持には、地道にストイックにやらなければやり続けられないという事を突き付けているようであった。

キースのギターを持った姿は、相も変わらず他の追随を寄せ付けぬカッコ良さだった。しかし演奏面での衰えを否定出来なかったのは事実だろう。
以前のようにステージを動き廻ったり、腰を使ったような演奏は殆ど見られなかった。ステージ中央付近でギターをつま弾くように演奏する姿を見て、
70歳のギターリストの現実は過酷と言えるものだった。それでもストーンズの凄さや評価は変わらない。

 

Keith-Edit#01.jpg
 
 
 

 

Mick Tylorの演奏はなかなか見ごたえがあった。ひょっとしたら演奏面でキースを補う部分もあったのだろうか?と感じたりした。それでも往年のファンには有りがたい光景であったことは疑いない。

 

Mick Taylor#01.jpg


Mick#02sm.jpg

PAは、冒頭の処理調整を除けば全般的に非常良かった。パンチの効いたドラムサウンド、歌詞がハッキリ分かるヴォーカル、メリハリの効いたギターバランス、すっきりしているがキチンと存在しているベースなど、なかなか分かっているエンジニアだったと思う。

チケット買う時18,000円は高いなあ・・と思っていたが、終わってみれば価値のあるライブだった。キースの感じを見ていると、もう一度日本に戻って来ることはないかもしれないなあ・・・と感じたが、十分堪能させて頂いたし、心が痺れるライブだった。
そういえば、チケットの先行時は、ほとんどが2階席だったという。最後のぴあの発売がアリーナAブロックだったというので、早めの発売は後ろの席からだったかもしれない。

あと2回公演で終わるが、まだ見てない方はちょっと無理しても行く事をお勧めしておきたい。
ちなみにバッキングコーラスのバーナード・ファウラー氏とは、1986年の坂本龍一氏の初ソロツアーで一緒に仕事をした事があるが、26年振りに連絡が取れた。元気そうでなにより。滞在先ホテルは、噂通りの名門ペニンシュラホテル(銀座)だった。

なお、3月18日になって悲しいニュースが飛び込んできた。
ミックの長年のガールフレンドであるL'Wren Scottさん(49)が、ニューヨークの自宅でドアノブにハンカチーフを巻いて首つり自殺をし、オーストラリア公演が中止(もしくは延期)されたとう報だ。

http://edition.cnn.com/2014/03/19/showbiz/celebrity-news-gossip/lwren-scott-suicide/index.html?iref=allsearch

ロックミュージシャンの性と言っては余りに気の毒なニュースで、彼女の死亡詳細は憶測の域を出ないので、ここには書かない。ご冥福を祈るのと、ミックの早期の精神的回復を祈るばかりだ。

 

 

Keith-Edit#01.jpg

Mick#01.jpg

 

 

 

2月26日のセットリストは以下の通り。

Get Off Of My Cloud
It
s Only Rock N Roll (But I Like It)
Tumbling Dice
Wild Horses
Emotional Rescue
Doom And Gloom
Bitch (Fan vote)
Honky Tonk Women
Band Introductions
Slipping Away (with Keith on lead vocals and Mick Taylor joining on guitar)
Before They Make Me Run (with Keith on lead vocals)
Midnight Rambler (with Mick Taylor)
Miss You
Paint It Black
Gimme Shelter
Start Me Up
Brown Sugar
Jumpin
Jack Flash
Sympathy For The Devil

ENCORE
You Can
t Always Get What You Want
(I Can
t Get No) Satisfaction (with Mick Taylor)


参考:

 

3月4日のセットリストは以下の通り。

Start Me Up
You Got Me Rocking
It’s Only Rock ‘N’ Roll (But I Like It)
Tumbling Dice
Angie
Doom And Gloom
Silver Train (Fan vote – with Mick Taylor)
Honky Tonk Women
Band Introductions
Slipping Away (with Keith on lead vocals and Mick Taylor joining on guitar)
Happy (with Keith on lead vocals)
Midnight Rambler (with Mick Taylor)
Miss You
Paint It Black
Gimme Shelter
Jumpin’ Jack Flash
Sympathy For The Devil
Brown Sugar

ENCORE
You Can’t Always Get What You Want
(I Can’t Get No) Satisfaction (with Mick Taylor)

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3月6日のセットリストは以下の通り。

Jumpin’ Jack Flash
You Got Me Rocking
It’s Only Rock ‘N’ Roll (But I Like It)
Tumbling Dice
Ruby Tuesday
Doom And Gloom
Respectable (Fan vote – with Tomoyasu Hotei)
Honky Tonk Women
Band Introductions
Slipping Away (with Keith on lead vocals and Mick Taylor joining on guitar)
Before They Make Me Run (with Keith on lead vocals)
Midnight Rambler (with Mick Taylor)
Miss You
Paint It Black
Gimme Shelter
Start Me Up
Sympathy For The Devil
Brown Sugar

ENCORE
You Can’t Always Get What You Want
(I Can’t Get No) Satisfaction (with Mick Taylor)


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