SSブログ

2011年時代を生きる大学生の仕送り [独り言]

 ちょっと記事を読んで信じられない気分である。2011年度の大学生の一月当たりの仕送り平均が7万円を切ったのだ。7万円というと、1982年末に私がもらっていた額と同等である。1982年の初任給は11.5万円程度だったので、当時の私の仕送り額は、2012年に単純転換すると12万円程度と同等ということだ。

1982年の7万円=2012年の12万円
2012年の7万円=1982年の4.025万円


それから29年も経過した今、物価上昇率を入れると、現在の7万円は信じられない程低い。上記の通り、1982年に単純換算すると4.025万円だ。当時の私でも、この金額だったとすると最低1週間はアルバイトで稼がないと生活出来ない。
7万円で住めるアパートのレベルは2万円程度の場所である。仮にバイトで2万円程度を毎月稼いでもアパートへの出費は3万円がいい所だ。環境や条件がかなり厳しい。
私の甥は11万円というからかなり厚遇されていることになる。1982年の私の時代の仕送りレベルと近いだろう。

仕送りは各家庭によって様々な階層があるだろうから一概に今のレベルを云々出来ないが、日本の平均所得の大幅な下落の影響は排除できないだろう。私の会社にも多くの派遣労働者が居るが、彼等の中にも子供を持っている人がいるが、収入格差が教育格差を生んでいる時代なため人事ながら心配になってしまう。

 

仕送り-1.jpg

仕送り-2.jpg


nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:マネー

nice! 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。